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彼の有効活用法=こうさぎ

2012.01.29.21:00


1万ヒット記念フリー小説☆第3段

注意:この記事には、ショータロー君が酷い目にあわされる描写があります。また、蓮とキョーコがいじめっ子体質です。






 彼の有効活用法=こうさぎ


 ある日とうとう恋愛音痴の青年と恋愛拒否症の少女は結ばれ、晴れてカップルとなりました。

 彼らの幸福を願っていた周囲の人々は心から彼らを祝福しました。

 ところがこのカップルにはまだ、その時点では当人たちすらも知る由のない大きな障害が残っていたのです。



 § § §



 蓮は楽屋で一人の少女を抱きしめていた。世界で一番大切な少女を。最上キョーコを。

 彼はもはや我慢の限界だったのだ。ただ耐えるしかない現状に。満たされることのない欲望に。

 キョーコもまた切なさにその目を潤ませ、その腕でしかと蓮を抱き返した。決して失いたくないただ一人の男を。

 彼女とて限界であるのは同じだった。付き合い始めたその日、ヒール兄妹が暮らすホテルで交わした目が眩むような口づけが恋しくて仕方がなかった。






 蓮とキョーコが付き合いだしたのは、ほんのひと月ほど前のことだ。

 しかしながらリビドーだかパトスだかを互いに溜め込み過ぎていた二人は、付き合いだした途端に一足飛びで深い仲に進展した。

 ・・・・かに見えた。

 そう、べたべたとした過剰なスキンシップやディープなキスにボディータッチ。そしていよいよ本番をいたしましょう、という時になって、重大な事実が発覚したのである。



 高ぶった体で縺れるようにベッドに倒れる二人。

 熱い視線が絡み合う。

 唇を開いたのは同時だった。



 男が獲物を嬲る肉食獣のように嗤う。

 「痛いって泣き叫んでも無駄だよ?もっと痛くしてあげるから」

 女が女王の顔で微笑む。

 「許してくれって泣いても無駄ですよ?もっと焦らしますから」


 この時二人は既に男と女のスイッチがオンになっていた。つまるところ本能がむき出しであった。

 ゆえに、自身の発した、そして相手から発せられたセリフを認識した途端、二人は驚きのあまり覚醒し、固まった。


 ・・・・そう、この時二人は漸く自身の隠された性癖と、相手の知られざる性癖を知ったのである。

 すなわち――――――――――『S』であると。





 蓮もキョーコも元はノーマルだった。そのはずである。

 しかし・・・・・蓮はB・Jを乗り越えることで、キョーコはナツや雪花という役を完全に自分のものとすることで、それぞれ本人達も気がつかぬ間にサディズムへと目覚めていたのだ。




 SとS同士。

 ここは見つけた共通項に喜ぶべきか?

 否、これは即ち・・・・・・恋人へその加虐心を向けてしまう=嫌われかねない、ということだとヘタレの青年と恋愛に臆病な少女は恐れた。


 S属性の男と女が上手くいかないのは、磁石のS極とS極が反発してしまうのと同様、摂理である。

 しかしながらこの二人。蓮とキョーコは山越え谷越え心の傷を越えてようやく結ばれた依存心・執着心ともにずば抜けて高い粘着質カップルであった。

 たかが属性だか性癖だか一つで別れるなどという選択肢などもとよりある筈がない。

 ある筈がない。が、そうかと言って恋愛音痴の恋愛初心者である二人に解決策など見出せるはずもなかった。

 蓮もキョーコも愛する人を大切にする以外に、相手を愛する方法も相手に嫌われない方法も知らないのだから。

 二人は恐れているのだ。本能全開のアレコレを“いたそう”とした時に、Sの自分がうっかり相手を傷つけてしまうことを。そして相手が離れていってしまうことを。







 あれから一ヶ月。

 周囲の人々に祝福されたはずのカップルは、その禁欲生活にとうとう限界を迎えた。


 ヤりたい。しかしその行為中に暴走したならば嫌われるかもしれない。絶対に嫌われたくない。ゆえにヤれない。だがヤりたい。しかし・・・・・。

 この無限ループをともに抱く件のカップルは、互いに絶対に嫌ったりしないと言いつつも、ヘタレと臆病であるために不安を拭いきれずに一歩も踏み出せないまま。

 それどころか何かの折に理性を手放してしまいそうな現状に、過剰なスキンシップも控えていた。

 その欲求不満が高まって、妙な色気を振りまきだした二人に彼らをサポートする人々は大いに困った。よくない虫が付いて、そこからウソで塗り固められたスキャンダルが三度も起こりかけたのだ。

 二人の仲がこじれたわけでないのは本人達からの証言で分かるのだが、二人の間に漂う謎の緊張感の理由については決して口を割ろうとしない。

 まさか本人達だって、性生活の相性が悪くて困っているなどと口にできるはずもない。

 そんな訳でやきもきしながらも、見守るしかない人々の元に天使が現れた。

 ・・・・・正確には、天使という名の生贄であったが。






 その日、蓮はキョーコの楽屋に押し掛けた。既に色々と限界に近かった蓮の元に、マネージャーの社から彼の理性に不要の刺激を与える情報がもたらされたのだ。

 即ち、キョーコと不破尚がトーク番組で共演する、と。

 同時間帯に同じ局で収録のあった蓮は時間を無理やりに作り出し、スキャンダル防止の為に不用意に接触しないよう言われていたにも拘らず、社の目を盗んでキョーコの楽屋へとやって来た次第である。





 突然現れた蓮に抱きしめられ、様々なものが限界だったキョーコも抱きしめ返しながら嗚咽を漏らした。

 「敦賀さん・・・・蓮、さん・・・・・。ごめんなさい、ごめっ・・・なさ・・・っ・・・・・私が、私がMだったなら・・・こんなことにはっ!」

 今にも、やはり自分は蓮に相応しくないとでも言いだしそうなキョーコに、蓮もまた苦しげに言った。

 「違う!!俺が・・・っ!俺が、・・・君に相応しいマゾヒストじゃなかったから・・・・っ!!」


 色々と酷い会話である。互いになぜ自分はマゾではないのかと苦悩するカップルなど聞いたこともない。

 だが笑ってはいけない。本人達はこれ以上ない程に大真面目なのだ。

 たかが性癖されど性癖。愛した人との性の不一致は精神的にも肉体的にも辛いものがある。

 互いに互いがいなければ生きては行けないと言う程であるのに、反発し合う性癖の為に、相手の健康な若い体を満たしてやることもできないのだ。



 「私、私・・・・もう、我慢できませんっ!」

 キョーコは伸び上がって蓮に深い口づけをした。蓮も堪らなくなってキョーコの全てを喰い尽くすキスで応える。

 今だけは、何もかも忘れて久々に触れる互いの温もりを感じていたい。

 しかし、仕事に真摯なこの二人。想いとは裏腹に、本当に何もかもを忘れることなど出来るはずがなかった。

 短く濃密なキスを交わした二人だが、これ以上はいけないと言う理性の声を無視できなかったのだ。それでも余韻を楽しむように、世の人々を赤面させるようなしっとりとした空気の中で蓮とキョーコは抱き合い続けた。

 そしてまたどうしても我慢ができなくなり、少しだけ、と言い聞かせ、キスをしようとした時―――――――


 「て、てめぇらっ!!何してやがる!!?」


 闖入者が現れた。そう、キョーコの不倶戴天の怨敵にして、蓮にとっては厄介かつ面倒で不愉快極まりない目障りな馬の骨。

 不破尚である。

 尚は色っぽい表情で抱き合いながら今しも唇同士が触れ合いそうな近さに顔を置いている二人に全身で動揺を体現した。 発した声も歌手とは思えないほどにブレている。


 そんな尚を見たカップル二人のスイッチが入ったのはほぼ同時だった。


 (うふふふ・・・・なぁに、アイツ?なんだかまるで・・・・)

 (ククク・・・・これは驚いたな。・・・村雨以上の・・・・)

 ((こうさぎ))


 尚は幸か不幸か、いじめっ子カップルに狩玩具認定を受けたことにも気付かずに二人を引き離しにかかった。

 ただ只管に目の前の認めがたい現実を変えたかったのだ。

 単純とも言えたがその一途さと負けん気が、こづき回して遊ぶには最適なのだ、と二人に思われている事にもやはり気がついてはいなかった。


 いや、たとえ気が付いたとしてももう遅い。何もかもが遅すぎるのだ。捕食者にロックオンされた時点で彼のたどる運命は一つに定まってしまったのだから。

 この日から蓮とキョーコの仲はとても円満になった。一人の尊い犠牲がある限りこれからも二人は心身ともに満たされたラブラブライフを送れるようになるだろう。

 そう、たった一人の犠牲があれば。









 あるテレビ局の廊下を一人の不審者・・・・いや、人気ロックミュージシャン不破尚が、人の目を避けるようにこそこそと移動していた。

 「やぁ、奇遇だね?ショータロー君」

 「ひっ」

 尚は神出鬼没の“悪魔ども”を警戒して全神経を尖らせていたのにも係わらず、突然背後から声を掛けられ素っ頓狂な声を出した。

 振り向かずとも分かる。声の主は悪魔の片割れ、敦賀蓮だ。尚は距離を取ろうとしたがその左肩は既に大きな手にガッチリと掴まれていた。

 「おや、挨拶もせずにどこに行くのかな、ショータロー君?」

 「その名前で呼ぶんじゃねーよ!!」

 仕方なく振り向きながら尚・・・・・いや、ショータローが言う。ある日を境にこのLMEの看板俳優は、ショータローのことを名前、それも本名で呼ぶようになった。

 「まぁまぁ、君と俺の仲じゃないか」

 「どんな仲だよっ!!」

 怒りの形相を浮かべ威嚇しても蓮はどこ吹く風。爽やかな笑みを浮かべるだけである。

 「それに君だって名前で呼んでいいって言っただろう?」

 何の悪気もありませんと言わんばかりの紳士スマイルであるが、ショータローには蓮の尾骶骨から伸びる黒い尻尾が確かに目視できた。

 「“尚”でいいだろうが“尚”で!!」

 ショータローにも一応その時の記憶はあった。キョーコ側からすれば人間性最低最悪のショータローだが、人間一つくらい良いところもあるものだ。

 ショータローの場合は変なところで律義なところだろう。もしも彼が“普通に”律義な男であったのならばキョーコを手酷く捨てることもなく、延いては悪魔の生贄になる事もなかったのであろうが。

 「“妻の幼馴染として親しみを込めて名前で呼ぶ”って言っただろう?それなら芸名じゃなくて本名で呼ぶんだって分からないか?てっきり君は分かっていて了解したのだとばかり思っていたよ」

 頑是ない子供を相手にしているように、蓮はやれやれと首を振った。

 「んな!!誰が妻だっ!!」

 「少なくとも君ではないね」

 感情を爆発させるショータローとは対照的に蓮はしれっとしている。

 「そういう意味じゃねーよ!!まだアイツと結婚してねーだろ?!分かってて言ってんだろうがっ」

 諦めの悪いショータローが、“まだ”結婚していない、と言うあたりショータローがどのように蓮、キョーコのカップルから甚振られたのかが垣間見えるだろう。

 「やだなぁ、長い付き合いになりそうな知人への微笑ましい戯れだよ」

 ショータロー君は怒りっぽいね?と言う蓮は本当に楽しそうだ。

 その表情からはとてもではないが、“もっと人気のないところだったら泣くまでこづき回せるんだけど”などと考えているようには思えない。

 それでも蓮は、キーキーと喚くショータローの姿勢が及び腰であることに一応の満足を得て、遊び甲斐のあるこうさぎの元を立ち去った。

 去り際に

「また後でね」

 という、ショータローにとっては不吉極まりない言葉を残して。



 ショータローの不幸が始まったのは何時からだったか。誰かはキョーコを捨てた、あるいは利用した時からだと言うかもしれないが、明確に線引きするのなら間違いなくあの日入ったキョーコの楽屋からであろうと彼は考えている。

 バレンタインデー以来となるキョーコとの再会。取り乱したキョーコに収録を邪魔されるのも面倒だと自分に言い訳をして楽屋を訪れたのだ。

 いや、最初はキョーコの方からショータローのもとへ怒鳴りこんで来るに違いないと待っていたのだ。それがいつまでたっても来ないものだから自ら足を運ぶことにした。

 そこにまさか居るはずのない人物、敦賀蓮である。それもキョーコと抱き合っている。

 自身の目に映るものが信じられず、訳のわからぬまま二人を引き離そうとしたのが間違いだったのだろうか。いいや、今でも二人があんな風に抱き合っているなど許せるはずがない。

 はずがないのだが、何故かやたらと二人がくっついている場面に出くわす。その度にあんなに自分を好いていた女を取られた悔しさと、それに伴う男のプライドを傷つけられる痛み。

 一方とだけ出くわしたら出くわしたでやたら絡まれる。実は二人揃うより性質が悪い。相手がいないから好き勝手するのか、あるいは相手がいるときはイチャイチャするために嫌がらせに手を抜くのかは分からないが、家に帰ってから祥子を部屋から追い出して泣いたのは1度や2度のことではない。

 今日あった敦賀蓮からの名前呼びなど生ぬるい挨拶程度のものである。ショータローにとっては最も嫌な攻撃であるが。それさえも、あの日あの時キョーコの楽屋でショータローがまともな精神状態であったなら受けなくてもよかった嫌がらせだった。







 キョーコの楽屋、女一人に男が二人。男の一人、ショータローが、離れろ!!と怒鳴りながら二人を引き離そうと動いた。

 「俺たちの仲を引き裂こうだなんて無駄だよ不破君・・・・」

 うさぎの癖にキャンキャン吠えるショータローに蓮の中のスイッチが押されてしまったのは最早仕方のないことだろう。

 「だって、俺たちは―――――

 つい先ほどのようにキョーコと激しく高ぶるような口づけを交わす。

 「―――――こんなに深く繋がっているんだから

 ショータローは固まった固まるしかないだろう。自分の鼻先30cmのところでディープキスをされたのでは。そのうえ腕も脚も絡み合いながら、だ。

 「やだ、蓮さん・・・もっと」

 再び始まったキスにショータローの腕がギギギッと錆びついているように動いた。伸ばされていた手がぎこちなく下ろされる。

 ふらりと一歩、二人から遠ざかった。

 壊せない現実を認めたくないのであれば逃げ出すしかない、とばかりに真っ青な顔色で引き下がったショータローに、蓮から待ったがかかる。

 「ああ、そうだ不破君。実は俺彼女と結婚を前提に付き合っているんだ。未来の奥さんの幼馴染である君に他人行儀なのもどうかと思ってね。これからは親しみを込めて名前で呼ばせてもらうよ」

 それは反射だったのか何なのか、気負いのない、日常会話のような調子で発せられたそれはこの場の空気を壊し、それに弾かれたようにショータローはその場を後にした。

 蓮の言葉に生返事を返しながら。







 キョーコは別にショータローへの嫌がらせの為に蓮と付き合っている訳ではない。しかし、かつてショータローこそ世界一カッコイイと言っていたキョーコが蓮を選ぶとはどういうことか。

 ショータローよりも蓮の方が魅力的な男だと言っているも同じである。少なくともショータローにとってはそのように感じるだろう。

 つまりキョーコが蓮にメロメロになっている所を見せるだけで効果的にショータローで遊ぶことができるのだ。


 このように。

 「て、てめぇら!!人の楽屋で何やってやがる!!」

 キョーコは不破の般若と化した顔を見て思わず言った。

 「ぷっふーーー!!なによアンタその顔!!お、おもしっ・・・ろっ!!」

 般若というのか仁王というのか。とにかくもはや人の顔ではなくなったショータローの顔にキョーコは爆笑した。行儀の悪いことだが指差し付きである。

 ちなみにそのキョーコの腰には蓮の腕が絡みついている。

 「やぁ、ショータロー君。挨拶にきたんだよ。・・・ん、君は業界の先輩でとっても“仲良し”の俺のところに挨拶にも来てくれないからね。今日はよろしく」

 「ほら、あんたって一応は業界の先輩じゃない?だからこっちから挨拶しに来たのよ。・・・ぁん、今日はよろしく」

 互いにべたべたしながら、当然のように合間にキスをして蓮とキョーコは言った。

 「何が今日“は”だ!!!今日“も”だろうが!!何だって毎日毎日お前らと同じ仕事が入ってくるんだよっ!!」

 「う~~ん、偶然じゃない?」

 「偶然だと思うよ?」

 ショータローはなにがしかの陰謀さえ感じた。そしてそれは正解である。

 LMEはマネージャーの社を通じて最近雲行きの怪しかったカップルが、一人の青年を犠牲に安定することに気が付き、出来うる限り仕事を被らせにかかったのだ。

 (くっそ~~~~、誰か早くこいつらとの仕事をなくしてくれっ!!)

 しかし、ショータローの望みとは裏腹に、局内で度々見かけられる敦賀蓮、京子、そして不破尚の一見してじゃれ合いにしか見えないやり取りに、バラエティー番組から3人を指名するオファーが度々寄せられるようになる。

 結果、LMEが裏から手を回すこともなくこの3人ないし2人へのオファーはますます増えていくのだった。




 ショータローとてやられっぱなしではない。キョーコがショータローの秘密を様々に握っているように、ショータローもまたキョーコの秘密ともいうべきものを知っている。

 しかし・・・・キョーコからそれはそれは色っぽい微笑で

 「うっかり本番中にショータローって呼んじゃったら悪いわね?」

 などと言われてしまえば下手なこともできない。秘密の重さは当人がどれだけ知られたくないと思っているかに比例する。キョーコの秘密はキョーコにとってそこまで重いものではないのだ。

 これではオファーを蹴る事は勿論、本番中にいじられてもやり返すことなどできない。

 いや、やり返したところで蓮とキョーコは“天然”でうっかりショータローの地雷を踏んでしまっているかのごとく演技しているのだ。簡単にかわされ、回り回って自分の方が劣勢になるというのは6度目にしてようやっと学習した。



 そんなショータローには“から回りっぷりが面白い”、“ちょっとおバカっぽいのが可愛い”などとファンが増えることになったが、本人が目指すものとは大きくかけ離れたイメージに、彼は地団太を踏むこととなる。

 それでもめげずに反抗するものだから余計に遊ばれ、いじめられるのだと気付かぬまま。

 こうして、彼の哀れな生贄生活は、カップルが互いにS属性だけでなくM属性も持ち合わせている事に気づくまで続いてゆく。


 「どうしてこうなったーーーーーーー!!!!」


 歌手としての才能を遺憾なく発揮しながらショータローは今日も叫ぶのだった。
 







 ・・・・・・そして色気だだ漏れのカップルにほとほと困り果てていたLMEのマネージャーを筆頭とした者達は、詳しい事情は分からないものの、カップルのエンジェルとなってくれたらしい不破尚に感謝した。

 とは言っても、社経由で不破とキョーコの関係をある程度把握していた彼らは、結局最後まで天使と言う名の生贄を救い出すことはなかったが。


 余談であるが、その年LMEからショータローの元にお歳暮が届いた。中身がプッ☆チンプリン一年分だったことをここに記しておこう。


(了)

2012/1/29 常葉



こうさぎさんでS心を発散し、ラブラブライフを送る蓮キョ。
しかし新の主役は苛められるこうさぎさんです。


リクエストの内容は

●蓮がこれでもかってくらい不破尚を精神的にボコボコにする
●蓮とキョーコが不破尚に対するドS話

でした。


どっとはらい

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