スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

web拍手 by FC2

3'.君が呼んでいる気がして

2012.07.09.19:29





(Side:リック)

「いやぁ、お前にもようやく女神が現れたみたいだな!」
「はぁ?」

「“惚れた女に魔法をかけてもらうだけ”」

ビクリと大げさなくらいにクオンの肩が揺れた。

「みーたーぞ~~、クオン君が可愛らしぃ~女の子にま・ほ・うをかけてもらってるところ!」


そう、クオンが目を覚ましてからも俺は頻繁に見舞いに通った。そこで、今まで聞いたことのない少女の声が聞こえた。

会話はおそらく日本語で、俺に意味はとれなかったが、何をしていたかはわかる!二人してホットケーキに蜂蜜で∞の字を書いていたからな!
俺が特別に教えたまじないを、それこそ特別な女以外にさせるとは思えない。

「いつの間に知り合ったのかは知らないけど、今度の彼女とは長続きするといいな」

今までのコイツの恋愛遍歴を思い返しながら言うと、途端にクオンはムッとした顔をした。

「長続きって言うか俺、絶対別れな、い・・・・し・・・・・」

尻すぼみになった言葉と、茫然とした様子のクオンに、目の前で手を振ってみる。

「ん?おーいクオン?・・・・どうした?」
「・・・て、ない」
「なんだ?」
「おれ、キョーコちゃんに、告白してない!!!」
「はあ?でもお前まじないを・・・・・」

ん?ああ、そうか。
俺は唸り声を上げ続けるクオンを呆れたまなざしで見る。こいつ、片思いなんだな。

あ、いやでも、なんか始終いちゃいちゃしてたし・・・・。どうなってるんだか。

「えーと、クオン?お前の片想いなのか?」
「好きって言われたし、俺も好きって言った」

だよなー。

「でも恋愛感情とかそういうの言ってないし、付き合って欲しいとかも・・・・」

こいつ、もしかして恋愛べたなんだろうか。
この日の見舞いは落ち込むクオンを慰めることだけで終わったのだった。


戻る 目次 進む

関連記事
web拍手 by FC2

comment

Secret

※サイト案内※
●当サイトにはスキビの考察および二次創作文が展示されています。それに伴い、展示物には性描写・暴力表現を含まれるものがあります。
●取り扱いカップリングは蓮×キョーコ、傾向は「両片想い」「ハッピーエンド」です。
●また、管理人は考察上、あるいは二次創作文中の設定上、登場人物に対し批判的、否定的な扱いをする場合があります。
●作中のあらゆる事項はフィクションであり、現実に即さないものが多く含まれます。
※性描写・暴力表現を含む作品は年齢制限を設けていますので、高校生含む18歳未満の方は閲覧しないでください。
最新記事
カテゴリ
絵 (1)
最新コメント
検索フォーム
カウンター
管理人
Author:常葉(トキワ)

どうぞごゆるりとお楽しみ下さいませ。
度々細かな変更はありますが、温かく見守って頂けると幸いです。

バナーとか作ってみたり。
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。